GAME OVER -がめおべら-

マイナーなホラーゲームをおもしろおかしくクリアする

船員たちへのレクイエム

電源さえ確保すりゃ、先ほどの配電室前通路以外の場所はほとんど問題なくウロつけます。
それにしても、なぜ王様は登場するときに唸り声をあげながら襲ってくるのでしょうか?
王様の前世はクマか何かだったのでしょうか?
いや、そもそも何で王様なんでしょう?
船員室前通路に戻ると、相変わらずマイク・トランザムががんばっています。
もう明るくなっているのに、まだカンテラもってうろついています。彼は誰を待っているのでしょうか?
左奥の船員の部屋に入ると、やはりチャーリー・ガーダーがやってます。まだ覚えられないのでしょうか?
とはいえ、彼がいつまでも座っていると色々問題があります。
というのも、ここにいる人はもうチャーリーとマイクしか居ないのですから、マイクの交代要員はチャーリーしかいないはずです。
そのチャーリーが見回りをさぼって出来もしない暗記にがんばっていたのでは、マイクが成仏できません。
チャーリーの気をそらして、彼が持っている書類を取り上げてしまえば、きっと彼はあきらめて見回りに行くはずです。
しかし、ここにはカラスもオウムもありません。どうしたものか・・・
部屋を見て回ると、壁に時計つきのベルがあります。
これが何時かになればベルが鳴るはずです。とにかくならしてみましょう。
案の定、彼は「うるさい」と一言言って立ち上がりました。
今です。彼がベッドに置き去りにした「船員の書類」を奪取しましょう。
ベッドに戻ってきた彼は、書類が無いことに一旦驚きますが、どうやら見回りに行かなくてはならない事にきがついてようです。やれやれ。
部屋を出て行った彼を追うと、予想通りマイクにどやされています。
マイクは「休ませてもらうぞ」といって消えていきます。
既に通路に電気がついていたら、チャーリーも続けて成仏するわけです。
ちなみに、電気がまだついていなければ、悪霊を恐れるチャーリーの様子を楽しむことができます。

さて。お次はどこに行きますか?
先ほどあえて入らなかった機関士用通路に向かいましょう。
ちなみに、左舷連絡通路には乗客用連絡通路につながる扉があります。
機関士用通路には、奥がわに2つ扉があることを先ほど確認していましたね。
向かって左側が左側が機関士室で、右側は無線室です。
まずは、機関士室に行ってみることにしましょう。
中に入ると、扉のすぐ近くのベッドに誰かが横たわっています。
機関士マーチン・バックスタッフです。
話しかけてみると、彼は無線室から音がして、それは魔物の仕業だと言うのです。
ま、それはどうかは知りませんが、とにかく彼の言っている無線室に行ってみましょう。
ちなみに、この部屋にはさらに奥に部屋があって、そこにはあのレリーフと一番奥にある工具箱の中に「体力回復薬」が入っています。
無線室の扉を開けようとすると、確かに中から無線を打電する音がきこえます。
入ってみると、そこにいるのはオスカー・ロックウェルです。
彼は、こちらの姿に気がつくと、なぜか姿を消してしまいます。
それにしても、彼は一体なにを打電していたのでしょうか?
彼のいた辺りを調べてみると、机に「CREA」と書いています。
どうやら、彼はクレア・ロックウェルと連絡を取ろうとしていたようです。
ということは、彼女はこの船には乗っていないのですね。
ひょっとしたら、生きながらえてけっこうな美人になっているかもしれません。
ようやくこのゲームにも色気らしきものが出てきましたよ!
しかし、オスカーのあの様子だとおそらく通信は上手く行ってはいないのでしょう。
そこで取りい出しましたるは「船員の書類」です。
チャーリーはこれで無線の使用方法を覚えようとがんばっていましたね。
おそらく、状況が状況ですから、ここは専用の特殊回線を使用するのが良さそうです。
机の中央に置いてあるデカイ機械を使って、波長を特殊回線に合わせましょう。
回線ナンバーは「船員の書類」の一番最後に書いてありましたね。
次に、右側の壁に注目です。
ここに書かれているのは打電の方法です。「C」「R」「E」「A」の打電方法をしっかり記憶しましょう。
最後に、机の一番右端にある打電機を使って、短音と長音を交互に使って「CREA」と打電しましょう。
なに。しくじったら画面を一旦切り替えてもう一度打電してみればいいのです。

打電に成功すると、どこからかオスカーが現れます。
彼は「姉さんは待っていた」といいます。ということは、彼はクレアの弟なんですね。
オスカーは「オルゴール」をリチャードに渡して、「これを姉さんに」と言って彼をまたどこかに飛ばします。
そういえば、だいたいどこかに飛ばされる時って、オスカーに会ったときですよね。
彼は、時を越える能力を持ったスタンド使いなのかもしれません。
さしずめ、「運命の輪」の力といったところでしょうか?
なんか違う・・・・・
飛ばされた先は、どうも良くはわかりませんが、教会の中のようです。
なんか荘厳な雰囲気です。柊姉妹が賛美歌を歌ってそうです。
ここで一体何をすればいいのでしょうか?
とりあえず、先ほどオスカーにもらった「オルゴール」を調べてみましょう。
なんか哀しげなメロディですが、どっかマヌケです。
オスカーは、これをクレアに渡すようにリチャードに言ったのですから、とりあえずここにはクレアがいるはずです。
まずはこの聖堂の中を探検してみましょう。
豪奢な作りの聖堂ですが、特になにも取れそうなものはありません。
ジャン・ヴァルジャンもがっかりです。
出入り口からほどちかい辺りに扉があります。
中に入ると階段があって、その先にはパイプオルガンがあります。
調べてみると、鍵盤を触ることができます。が、一つ鳴らしただけで鍵盤からリチャードが離れます。
これでは、せっかくあなたが「かえるの歌」や「きらきら星」を弾こうにも、リチャードが勝手に拒否してしまいます。
さて、どうしたものか・・・試しにさっきの「オルゴール」の曲を弾いてみますか?
一つずつ鍵盤を触っていけば、時間をかければ演奏できるのですが、そんな事してた日にゃ、日が暮れてしまいます。
とりあえず、ドレミファソラシドがわかることを前提に、簡単なヒントを出しますね。
ずばり、答えを音名でいうと「レ・ミ・ファ・ラ・シb・ラ・ソ・ファ」です。
さらに、おまけで追加ヒントです。この音の中で「シb」だけが黒い鍵なのです。
間違いなくひければ、誰だかしらない人が続きを弾いてくれます。荘厳です。
その音楽にあわせるかのように、祭壇が動いて下に抜け穴が出てきます。
随分面倒な仕掛けです。誰が考えたのでしょうか?
下に降りてみると、突然上の扉が閉まってしまいます。誰がそんな事を!
とにかく下に行ってみるしかなさそうですが、注意してください。
この先の螺旋階段は、気をつけて降りないと下に落ちてしまいます。
落ちたらリチャードは死んでしまいます。つまりゲームオーバー。
階段の一番外側に沿うようにして歩けば、あとはずっと方向キーの右上を押していれば落ちることはありません。
一応注意しておきましょう。
随分長いことクルクル回って、リチャードが吐きそうになったころ、ようやく螺旋階段が終わります。
が、まだその先に階段があります。一体どのくらい下に来たのでしょうか?
一番下にようやく扉が見えてきます。入ってみると、なんと牢屋です。
向かって右端に金髪美人なおねぃさんがいます。彼女がきっとクレア・ロックウェルに違いありません。
大きくなったものです。
話かけてみると、彼女は冷たい態度でリチャードに接します。
そりゃそうです。あの列車の中であった時は、彼女はかなり小さかったですし、あれ以来一度も会ってないのですから。
それならばと、オスカーから預かってきた「オルゴール」をクレアに渡しましょう。
すると、彼女はなぜそれをあなたが持っているかを聞いてきます。
ここでリチャードは間髪入れずに「割れた宝石」をクレアに見せます。いい気転です。
クレアは「割れた宝石」があの列車でヘンリー・オズモンド青年に渡されたカケラだとすぐに気がつきます。
そして、ようやくリチャードに心を許してくれるのです。
彼女は「やっと会えた」と言います。女性にそう言われるのは嬉しいものです。
にしても、セクシーな胸元です。心だけではなく、体も許してもらいたいものです。
リチャードがそんな中年オヤジのような事を思っていると、衝撃的な事実がクレアの口からもたらされます。
なんと、あの大事な「青い石」ウィリアム・ロックウェルに奪われてしまったというのです。
しかし、彼女はリチャードに会ったことによって、失いかけていた希望を取り戻します。
そして、自分の「イヤリング」をリチャードに渡して、それをオスカーに届けるように頼みます。
クレアは、再会を約束した後、リチャードは再びオルフェウス号に戻っていくのです。

戻ってきたら、早速オスカーに「イヤリング」をあげましょう。
すると、オスカーは「これで運命が変わる」と言い残して成仏します。
結局のところ、彼は姉の運命を心配して成仏することなくとどまっていたのですね。
彼が消えたあと、「森炎のプレート」が残されます。
これで、アーサー・ロックウェルに頼まれたプレート探しも終わりが近いことがわかります。
機関士室に行ってマーチンに会うと、彼は音がおさまった事に安心して成仏していきます。
これで、この下層の船員たちはすべて成仏しました。
それでは、上に戻って部下たちを心配していたアーネスト・ウラッジを安心させてあげましょう。

がんばってるな君たち

初めて見るヘンリー・オズモンドは左腕がありませんでしたね。
そもそも、走行中の列車から飛び降りたわけですから、生きているだけでも大したもんです。
って言うか、父さんどうやってここに入って来たのでしょうか?
しかし、父の家で見つけた「赤い本」からすると、彼はウィリアムを倒すためにここに来たようにも思えるのですが、どうも様子が変でしたね。
とりあえず、彼の後を追ってみましょう。
船員室前通路に出ると、やはり真っ暗です。
扉から出て右でも左でもかまわないのですが、一応スイッチがあります。
太いパイプに隠れているので見えにくいのですが、これを入れてみても電気はつきません。
が、スイッチが動くところを見ると、壊れてはいないようです。
思うに、ここは冒険の最初らへんに出てきた海図室のように、電気の供給が止まっているだけなのではないでしょうか。
だったら話は早いです。とにかく電源の復旧が最優先事項となるわけです。
ただ、電源の復旧時にそなえて、行く先々のスイッチは入れておいた方が後が楽そうです。

通路には、カンテラを持ってウロついている人物がいます。
話しかけてみると、このマイク・トランザムは「ここは魔物が出るから、戻った方がいい」と言います。
それならさっき会いました。
ところで、彼は最後に誰かを待っているようなことを言います。交代の人でもいるのでしょうか?
さて。これから各部屋の探索に向かいますが、明かりの無い状態なのでぐずぐずするわけにはいきません。
まず、手前側の左右の扉はそれぞれシャワー室とトイレです。
シャワー室のロッカーの中に「体力回復薬」がある以外は特に用はありません。
奥の扉はそれぞれ船員の部屋となっています。当然一人部屋ではありませんが、それぞれの部屋には一人しか人はいません。
左の部屋には、見習い航海士のチャーリー・ガーダーがいます。
彼はどうやら、無線の打ち方を暗記しようとがんばっているようですが、なかなか覚えられないようです。ダサッ!
とりあえず、彼がここで無線の書類を読んでいることは覚えておきましょう。
次に右の部屋ですが、ここにはロバート・ダンフォースが何かやっています。
話しかけると、ドアロックの番号が4番のロッカーに入っていると言います。
このままでは皆死んでしまうと言いますが、すでにみんな死んでます。
しかし、リチャードは死んではいないので、ドアロックとやらが開くにこしたことはありません。
それにしても、なぜロッカーはあかないのでしょうか?
試してみると、1番と2番のロッカーは開くのですが、3番以降のものはどれも開きません。
試しに1番を開いて3番を開こうとしても開きません。
次に1番を閉じて2番を開いてみても、3番は開きません。
ならば、1番と2番を両方開いて3番を開いてみると、見事に開きました。
なるほど。これでこのロッカーの上位ナンバーを開くには、足し算の要領で開く必要があることが分かります。上地雄輔の得意分野です。
見事に4番のロッカーが開くと、ロバートがナンバーを読み上げます。
一応、あなたも確認してこのナンバーをメモしましょう。

さて。次の問題は、あなたがナンバーロックのある扉のある場所を知らないということです。
しかし、ロバートのあの様子からすると、ここいらからそう遠くは無い場所にあるに違いありません。
船員室前通路から船員食堂に向かって、左右にそれぞれ左舷連絡通路と右舷連絡通路があります。
とりあえず右舷の方から回ってみましょうか。
適当に長くて暗い通路です。結構怖いです。
進んでいくと、ロバートが立ち尽くしているのが見えます。何かトラブルでしょうか?
彼の目の前の部屋は配電室とプレートに書いてあります。
これは渡りに船です。彼がロックを解除したら、彼は彼のしたいようにすればいいし、あなたは電源の復旧を行えばいいのですから。
ところが、ロックはまだ解除されていません。何やってんの!
トロ臭いロバートに話しかけると、彼は番号が合っているのにロックが開かないことで困惑しています。
ナンバーはあなたも確認しました。そして、ナンバープレートを見ても数字は合っています。
合っているのに違うということは・・・・・あなたがロックナンバーをメモしていたら、それを横にしてみたり逆さにしてみたりすれば、きっと正解がわかるはずです。
中に入って、ちょっと旧な階段を上ると、電気のスイッチがあります。
私はこれまで、行った場所は点こうが点くまいが手当たり次第にスイッチを入れて回っていたのですが、ここのはどうやら点くようです。一安心だ。
奥の扉の近くでロバートがなんかやってます。彼は扉をふさいでいたパイプを撤去すると、安心して成仏します。
「アストラルピース」が残りますが、今は電源の復旧のが先です。
左の扉から中に入りましょう。

部屋の中を調べると、奥の列の真ん中の機械のブレーカーが落ちているのがわかります。
これを入れれば船員のいるエリアの電源が復旧するはずです。
ブレーカーのスイッチを入れたら今度はロバートの「アストラルピース」を回収しましょう。
すると、直後に恐ろしいことが起こります。
なんと、廊下の電気が全て消えて、あの王様の悪霊が恐ろしい勢いでリチャードを吸い寄せるではありませんか!
これはたまりません。急いでロバートが開くようにしてくれた扉か、配電装置のある部屋に逃げ込みましょう。
通路にもう一度でてみると、もう王様はいません。やれやれ。
それにしても、あんなに凄い力があるなら、それを使えばいつでも彼は目的を達成できるでしょうに。
ま、そんな事された日にゃ、ゲームの難易度が上がりまくって困りますけどね。
通路に戻るともう王様はいないので、一旦右舷連絡通路に戻りましょう。
船員室前通路とは反対側の扉に進むと、機関士用通路に出ます。
機関士用通路には、中央の奥のあたりに部屋が二つあります。
探索したいところでしょうが、今はとりあえずセーブポイントを確保することを優先しましょう。
機関士用通路を通り過ぎれば、そこは左舷連絡通路です。
ここでようやく電話を発見できます。やれやれ。電気も復旧し、ここでセーブすれば安心ってもんです。
では、この先にある船員室前通路に一旦もどるとしましょうかね。

さすらいのギャンブラー?

リサ・コファダムの悪霊が成仏し、この辺もだいぶ静かになりましたね。
アーサー・ロックウェルに依頼されたプレート探しももう半分は終了しています。
そこはかとなくゲームの終盤に入った雰囲気が漂いはじめましたね。
ところで、今まで行った全てのエリアの亡霊は全て成仏したでしょうか?
否! アーサーとヒルダ・ロックウェルを除けば、まだ行ける場所にいる亡霊で成仏していない人たちがいます。
そう。遊戯室の人たちです。ま、つまりはカジノの従業員たちなんですけど。
ここの通りに攻略してきた人は、既に手元に「引換券」を5枚持っているはずです。
そして、私はそれこそを待っていたのです。
ギャンブルを楽しむつもりならともかく、ゲームのクリアを優先するためにはどうしても必要だったのです。
まず、入ると支配人のポーリー・オーリングが話しかけてきます。
彼の話を一通り聞くと、手元に5枚のチップをくれます。元手をくれるとは親切ですが、クリアのためには必要ありません。
ここのカジノでは、通常スロットとルーレットしかできませんが、手元のチップが100枚を越えると、奥の部屋で腕利きの女ディーラーとブラックジャックの勝負をすることになります。
彼女に勝つと、ここにいる三人が成仏できるのですが、それにはまずチップを100枚以上勝ち取らねばなりません。
そこで、これから以下の面倒な作業をするというわけです。
まずは、この手元のチップを0にする作業から入ります。さしあたり、スロットで最大賭けを行ってわざと外します。
次に、ポーリーに4枚連続で「引換券」を渡します。
彼は「引換券」1枚につき20枚のチップをよこします。コレで手元のチップが80枚になります。
手元のチップが80枚を上回っていると、ポーリーは「引換券」を使ってもチップをくれません。
そこで、再びスロットに向かって1枚だけかけて、同じようにわざと外します。
今度はポーリーに「引換券」の最後の1枚を渡せば手元には99枚のチップが。これで準備は万端。
ここで一応セーブしておくことをオススメします。電話は医務室のベッドの部屋にありましたね。

遊戯室に戻ったら、ルーレットのテーブルのところにいるトム・ラダーに話しかけましょう。
そうすればルーレットに参加できます。
ルールを理解する必要は全くありません。要は、数字のあるマスに3ずつ賭ければいいのです。
1マスの倍率は36倍なので、全部のマスを埋めるのは不可能ですが、それでも87%の確率で当たります。
万が一の13パーセントに備えて先ほどセーブをしたというわけです。
首尾よく108枚のチップを手に入れたらゲームを降りましょう。
続けて楽しんでもいいですが、手元のチップが100枚を下回らないようにしましょう。
テーブルを離れると、ポーリーが声をかけてきます。
そして、奥のテーブルに行くように言われます。この時点ではこの部屋を出ることができません。
奥に行くと、エリザベス・クローネストという、やたら気位の高そうな女がいます。
彼女がディーラーとなってブラックジャックが始まるというわけです。
これには特にコツなどありません。ギャンブルの神を信じて、あなたの運を信じてがんばりましょう。
しくじっても、またルーレットからやり直せばいいわけですから楽な仕事です。
手元のチップが0になるか、200になるかすれば勝負は終了です。
勝った場合は、電気も音楽も消えて、三人は成仏するというわけです。
何故このタイミングで遊戯室の三人を成仏させたかというと、結局リサの悪霊が成仏してないと、電気が消えたあとのこの部屋は危険だからです。
ルーレットの時と同様、基本は安全に事をすすめるべきですからね。

さて。無事にプレートを2つもゲットできましたし、一応ここでアーサー・ロックウェルヒルダ・ロックウェル夫妻に中間報告でもしときましょう。
招待客用大食堂につくと、二人は前と同じ場所に突っ立ってます。
会話を交わしている風もありません。仮面夫婦なんでしょうか?
アーサーに話しかけると、あと2つだと言い、何やら鍵をよこします。「調理室の鍵」です。
そう。これは、この食堂の中にあった開かない扉の鍵だったのです。先にくれりゃいいのに。
ヒルダに話しかけても、「気をつけなさい」と言うだけです。何を今更。
調理室に入ると、当然のように真っ暗です。電気くらい点けりゃいいのに。気の利かない連中です。
一番奥に見知らぬヲッサンが立っているのが見えます。
まあ、ここにいるのは父親のヘンリー・オズモンドを除けばだいたい見知らぬ人なのですが。
ところで、この後はしばらくセーブができない状態にもかかわらず、暗い中をうろうろさせられるので、ここにある電話で一旦セーブしておきましょう。
ヒマそうに突っ立っているアーネスト・ウラッジに話かけてみると、下にはまだ彼の部下たちが、自らの死を知らずにウロついているようです。
そんな部下たちを捨て置くことができずに、彼はリチャードに部下の救出(成仏?)を依頼します。
話の行きがかり上、どうも断ることはできそうにないので、覚悟を決めるしかなさそうです。
彼は、エレベーターを使えば下に行けると言いますが、これって配膳用ですよ?
小学校の時にこれで遊ぼうとして、先生に怒られた記憶がありありと脳裏に浮かんできます。
が、背に腹は替えられませんし、そもそも部下のいるような航海士が許可しているのですから。

2つあるスイッチのどちらかを押せば、エレベーターの扉が開きます。
あまり乗り心地は良さそうにありませんが、乗るのはあなたではなくリチャードなので安心です。
下につくと、やはり真っ暗です。どこかにスイッチは無いのでしょうか?
探そうとするとなんと! 通気孔と思われる場所から王様の悪霊が、クマのような唸り声を上げて落ちてきます。
この王様、なんとリチャードを吸い寄せてきます。ヤヴァイです。
が、安心してください。少なくともここの場合、方向キーの下をずっと押しっぱなしにしていれば、何の問題もありません。
しかし、いつまで押してりゃいいんでしょうか?
なんか王様の動きは死ぬほど遅いですし。牛歩戦術でしょうか?
とにかく、王様がじりじりと近づいてきて、攻撃されてしまうと思った瞬間です。
なんと電気がついて回りが明るくなります。
見ると、左側の窓から誰かが見えます。彼こそが父親のヘンリーなのです。初めて見た。
彼は、リチャードに手紙を送った頃から何か迷っていたようです。
続けて、彼はクレア・ロックウェルと出会ったときの自分とはもう違うと言います。
ならば、彼は一体何をしにここへやってきたというのでしょう?
とにかく助かりました。ヘンリーは出て行きますが、とりあえず彼のいた食堂へ進むことにしましょう。
船員食堂の中は真っ暗ですが、キッチンに電気が点いたところを見ると、少なくともここはまだ明かりが点きそうです。
出口と思われる大きな扉の近くにスイッチがあるので電気をつけましょう。
また、部屋の中にはおなじみのレリーフがあります。
とりあえずセーブできそうなところまでは、ここが拠点となるのでしょう。しばらくの辛抱です。

プールの水、抜き取ったり!!

先ほど墓場で手に入れた「天魚のプレート」「ペンダント」ですが、回収し忘れても大丈夫です。
というのも、「天魚のプレート」はオウムに触ればまた取りにいけます。
が、今度は最初からウィリアム・ロックウェルの猛攻を受けるハメになります。
「ペンダント」は、手に入れてない状態でオスカー・ロックウェルに話しかけると、もう一度リサ・コファダムの所に運んでくれます。
もちろん、ウィリアム爺さんの熱烈な歓迎つきです。
さて。では、早速プールの水を抜きにかかるのですが、この装置は一体どうやって動かすのでしょうか?
壁を見ると動かし方が書いてある張り紙があるのですが、どうも汚くて読み取れません。
一応、「1.小バルブを回す」「2.メインバルブを回す」までは読めました。あとはカンでやるしかなさそうです。
装置を見ると、向かって左側にあるパイプのようなものの上に小バルブが。
二つのタンクの置くにある太いパイプにメインバルブがついているのがわかります。
こいつらを動かしたあと、右側のタンクの正面についたスイッチと、その右側にあるレバーを動かせばいいわけです。
機械の性質上、各装置を動かすのは1回だけでしょうから、小バルブ→メインバルブと動かしたあと、他のどれかをそれぞれ1回ずつ動かせばいいはず。
失敗したら、最初から操作をやりなおしてみましょう。
成功すれば、かなりけたたましい音が部屋の中に響きます。

さて。デッキテラスに戻ってきました。私がこの攻略のアップのためにテストプレイしていたときは、ずっと雨が降っていました。
しかし、戻ってきた時はいい天気でした。
そのままプールの中に入ると、周囲が赤くそまっています。なんかムーディーです。
ハゲヅラをつけた加トちゃんが「ちょっとだけよ~」と言いながら出て来そうです。
今こそが、赤い月が出ている時間帯に違いありません。
オスカーは、こんな夜に殺されてしまったんですね。
彼の言ったとおり、プールの底に行ってみると、なるほど。
底に妙なくぼみがあって、その周辺には何か描かれています。まさに魚です。
さかな君なら妙なテンションで何の魚が描かれているかを解説してくれそうですが、リチャードはさかな君ではないし、仮にそうだったとしても説明を聞いてる暇はありません。
では、くぼみに「深海魚の目」をはめてみましょう。
すると、「深海魚の目」から月に向かって、赤い光線が走ります。あの先に加トちゃんがいるのでしょうか?
しかし、現れたのは加トちゃんではなくオスカーでした。
彼は赤い石のいわれをリチャードに教えるといい、どこかに彼を飛ばしてしまいます。

ついた先はどうも図書館のようです。
そういえば、オスカーはあの本に書いていたとか言っていましたね。
ということは、その本のある場所にリチャードを運んでくれというわけです。
本をリチャードの所に運んでくれればいいのに。
中からはタイプライターを打つような音がしてきます。
まるで、ルパン三世のタイトルのようです。
ところで、目の前にある看板らしきものを見ると、ここはいま休館中のようです。
かまわずに進もうとすると、カウンターの所にいるベル・ロランに怒られてしまいます。
にしても、随分失礼な言い方ですね。ここでは、職員に客に対する接し方を教育しないのでしょうか。
こうなってくると、意地でも中に入ってやらなければなりません。
幸い、彼女はカウンターの上に置いたタイプライターに付きっきりです。
しゃがんでカウンターの前を通り抜けましょう。
カウンターの隙間から見えるベルの脚をじっくり見ていたいでしょうが、あまりモタモタしていると見つかってしまうので、急いで通りぬけましょう。
ベルの目をかいくぐって中に入ると、奥に扉があります。
中に入るなり、いきなり目の前に空の本棚があります。どっかのボロ船の図書室と変わりありません。
中を見てみると人がいます。しかも二人。
しかし、この二人は口をそろえて「受付を通ったのならいいのだろうが」と言います。んなわきゃありません。
おまけに、仕事の邪魔をしないように釘をさすだけで、リチャードに退室を求めるということもしないのです。ここの管理はどうなっているんでしょうか? 人事ながら心配です。
ところで、若い方の職員カーター・バッテンの近くにある箱の中に、他の本とはあきらかに雰囲気の違うものが入っています。
タイトルすら書かれていないその本こそが、おそらく赤い石の言われを書いた本だと推測できます。
ところが、その本を取ろうとすると、さすがにカーターに気付かれてしまいます。そりゃそうです。
どうもこの本をギッて行くには、何がしかの計画を立てる必要があります。
さて。ここで、カーターの近くにある箱をAとし、彼の正面にある本棚の左先にある箱をB、そしてもう一人の職員ハワード・ボスのいる列の一番奥にある箱をCとします。
目的の本はAに入っているので、まずは近くにいるカーターをどかせる必要があります。
そこで、Bの箱をつつくと、彼は文句を言いながらそちらにきて、今度はBの箱を見張ります。
そのままAに行ってしまうと、彼の視界に入ってまた咎められてしまうので、今度はCをつつきます。
計画通り彼は、Cの箱に移動します。これで、二人の職員の位置からAの箱は見事に死角となるわけです。
本さえ入手してしまえば、リチャードは再びオルフェウス号に戻れます。

戻ってきたら、赤い光はおさまっています。しまった! 加トちゃん見逃した!!
失意のうちに、リチャードは今手に入れた本をチェックします。
なるほど。これで少なくとも、赤い石のことはだいたいわかりましたね。
しかし、青い石の方はといえば、とりあえず赤い石の力に対抗するものらしいことくらいしかわかりません。
本には、器である赤い石にあまり多くの魂を吸い込ませてはいけないというような事が書いてありました。
しかし、ウィリアム爺さんはもう既にかなりの魂を吸い込ませています。
彼の運命は既に狂っているのです。
好きで狂った彼はしりませんが、彼によって人生を狂わされた人たちはたまったものではありません。
これ以上の犠牲を出さないために、急いでヤツを止めなければ!

女性の悪霊さいなラッキョ

オウム野郎に飛ばされてやってきたのは、どうも墓場のようです。
なんか、今まで行ったことのある場所の中で、一番カンジ悪いです。
すぐ右に管理小屋があるようなので、一応中を訪ねてみますか。
中には、墓守のカルロス・リセスがいます。
この爺さんは、話しかけても立ち去った方がいいというだけで、特段のヒントはありません。
にしても、薄気味悪い爺さんです。
外に出てみると、墓石があります。墓場なんだから当たり前です。
ところで、墓石の群れから少し離れた場所に、一際大きな墓石が3つあります。
これらを調べると、墓場の入り口から一番近い方から順に、「始まりを求めた偉大なる男」「その人生の最後に彼は道を切り開いた」「常に死と世の狭間に」と書かれていて、それぞれに塔、魚、翼の刻印がされています。
これは墓碑銘というよりは、なにかの英雄譚のひとかけらのようです。
墓場に墓石の銘とは関係ないものがあるとすれば、それは何かのヒントに他なりません。
一応メモしておきましょう。
一番奥に、柵に囲まれた妙な建物があります。ヘンに物々しいですね。
中に入ると、突然柵掛け金がしまってしまいます。しまった!  閉じ込められた!!
何が何だかわかりませんが、妙な足音が響いてきます。ヤヴァそうです。
ふと壁を見ると、どっかで見た刻印のついたスイッチがあります。
ちょっと推理すればどの順番でスイッチを押すべきかわかるはずです。
成功すれば建物の扉が開いて下に降りる梯子が出てきます。
とっとと中に入ってしまいましょう。
ちなみに、ここでまごついていると、墓守のじじぃに見つかってしまい、オルフェウス号に返されてしまいます。
オウムを触ればいつでも戻ってこれますが、ここはすばやく行動したいものです。

さて。地下に降りてきました。当然暗いです。
なんか、同じ地下とはいえ、エリナ・テンダーが埋められていた鉱山よりもこちらの方が禍々しいカンジがします。
奥に進んでいくと、途中で大量の血痕が壁や床についています。かなりヤヴァそうです。
しかも、どうも一箇所や二箇所ではありません。嫌な予感がしまくりです。
慎重に奥に進んでいくと、鉄格子がある場所に着きます。
別の通路に進むと、行き止まりです。どうしたものか。
すると、行き止まりの辺りで何者かに声を掛けられます。ウィリアム・ロックウェルです。
どうやら、彼は以前、あの列車の中でリチャードに会っている事を忘れているようです。
爺さん、出口に案内するとか言いながら、妙なプレートを使ってリチャードを奥へ誘導します。
どうも胡散臭いです。どう考えてもそっちは出口ではありません。
しかし、ここは村の子供の遊び場ではないし、主人公はライアンではなくリチャードなので、間違った道を進んでも「そっちじゃないよ・・・」という声は聞こえてきません。
後ろに下がろうとしても、爺さんが巧妙に道をふさいでやがります。
どうも奥に進むしかなさそうです。
一番奥に進むと、どうやら少し開けた場所につきました。不気味さ満点です。
部屋の中央に女性が倒れています。 あの容姿には見覚えがあります。
そうです。あなたが少女の悪霊に悩まされていた頃からずっとでてきた、あのお漏らし女です。
どうやら、彼女リサ・コファダムは既に事切れているようです。
そういえば、オウムをいじっていたエミリ・スカットルが言っていた「あの人」とは、きっとリサのことなのでしょう。
お漏らしをしたので、罰を受けたのでしょうか?
遺体を調べると、何かが彼女の手から零れ落ちます。「ペンダント」です。
それを取るかどうかというタイミングでじじぃがリチャードに襲い掛かってきます。

ウィリアムは「今日は幸運だ」と言って、おそらく例のナイフと思われるものでリチャードを攻撃してきます。
が、とにかく動きまわっている限り、そうそうダメージを喰うことはありません。
最初に落ち着いてじじぃをかわし、あとは道なりに戻るだけです。
ただし、例の鉄格子のスイッチのあたりで、じじぃがつかったプレートは回収しておきましょう。
この「天魚のプレート」こそが、あのオウムが「探して来い」といったシロモノなのです。
あとは、とにかく道なりに進むのですが、画面が転換した直後、今まで通った道に進もうとすると、墓守が道をふさいでやがります。
二人揃ってろくなじじぃではありません。
すぐにウィリアムが追ってくるので、急いで反対側に逃げましょう。
すると、その先も鉄格子が降りています。
が、ここは先ほど回収しておいた「天魚のプレート」が役に立ちます。
さきほどウィリアムがやったように、プレートをくぼみにはめ込んで、下のスイッチを押しさえすれば、鉄格子は開きます。
その後「天魚のプレート」を回収するのを忘れずに。
さらに奥に進むと、やはり行き止まりです。今度は先ほどと同じようにやってみてもどこも開きません。これまでか?
しかし、良く見てください。プレートをはめるくぼみのあたりに何か刻まれています。
調べると、「先が後になり、後が先になる。」と書いてあります。
これを理解すれば、「天魚のプレート」をどう使うかがわかるはずです。
あとは、出てすぐ左に曲がればはしごがあります。
これを昇ればようやくオルフェウス号に戻ってこれます。

気がつくと、リチャードの目の前には例のオウムがいます。どうだっていいです。
先ほど地下で拾った「ペンダント」を調べてみると、若い男女が写っている写真がついています。
幸せそうです。その幸せを、あのウィリアムが不条理に奪ったということなのでしょう。
もうやる事はわかっていますね。
彼女にこの「ペンダント」を渡し、あの頃の幸せな気持ちに戻ってもらいましょう。
プール用ポンプ室に入ると、やはり彼女は攻撃してきます。
大急ぎで彼女に「ペンダント」を渡しましょう。
すると彼女は「私のペンダント・・・私と・・・あの人・・・」そうつぶやいて消えていきます。
ようやく彼女もあの忌々しい赤い石の呪縛から解き放たれたというわけです。
しかし、許すまじやウィリアム!
彼の非道な行いは、たとえお天と様がゆるしても、リチャードと金さんは許しません!!

ほぉ・・・

私も海沿いに住んでいる人間ですから、しばしば巨大な旅客船やら帆船やらを見る機会がこれまで何度かありました。
しかし、プールのある大型旅客船なんてのは、話にゃ聞いたとこはありましたが見たことは一回もありません。
いったい、どれくらいの規模だったらプールなんて甲板に作れるんでしょうか?
そして、そんな船の一番安い客室って代金はいくらなんでしょうか? いっぺんそんな船に乗ってみたいものです。
プール前通路を奥に進んでいくと、左側に扉が3つあることに気がつくはずです。
手前から、男子更衣室、オフィス、女子更衣室となっています。
おそらく最初に女子更衣室をチェックしたいところでしょうが、じゃすとも~めんとぷり~ず!
このプールエリアの全ての明かりは、オフィスのスイッチに集約されています。
もし、あなたが願望の通り女子更衣室を漁って、そのままプールに行ってしまうと少々困ったことになるのです。
というのも、ここの攻略どおりに話を進めた場合、なぜかプールから更衣室に戻ろうとしても鍵が閉められてしまうのです。
一体誰がこんな嫌がらせをしているのでしょうか?
そういや、特別ゲストルームでリチャードをどついたヤツも結局誰だったのかわかりませんよね。
まあ、あれはトマス・ガセットじいさんでしょうが。
しかし特別殺意を抱くでもなく、行く先々で妨害を続けるとは、嫌なヤツがいるもんです。
勿論、更衣室を捜索したあと、プールに行かずにプール前通路に戻れば問題はありませんが、やはり電気が点いていない状態というのは不安です。
必ずオフィスに言って電気のスイッチを入れてから行動に出るようにしましょう。

さて。オフィスは電気のスイッチ以外なにもないので、明かりを点けたら早速あなたの願望どおり女子更衣室へと向かいましょう。
今までのところ、若い女性といえばディアナとフィアナのパーセリング姉妹くらいしかいませんでした。
ひょっとしたら、彼女らの使用済み下着とか水着が手に入るかもしれません。
また、あなたは若い女性が好みなのかもしれませんが、ひょっとするとリチャード自身は年増の人妻が好きなのかもしれません。
いずれにしてもスキモノ同士なので、目的はほぼ一致していることでしょう。
中にあるロッカーを片っ端から開けてみると、中の一つから「体力回復薬」が出てきます。
下着や水着はありません。ガッカリorz
念のため、あまり気は進みませんが男子更衣室もチェックしましょう。
金持ちが使ってた施設ですから、腕時計とか指輪とかの忘れ物があるかもしれません。
残念ながら貴金属は出てきませんでしたが、「引換券」が出てきました。
プールを使用した乗客の中にダニエル・J・ダービーでもいたのでしょうか?
使用者のいないプールには、なぜか水が張っています。
しかし、周囲には誰もいません。
この船の中で唯一の生存者と思われるウィリアム・ロックウェルは爺さんです。
とてもプールで泳ぐとは思えません。
何の嫌がらせでしょうか?

プールの奥に見える扉から外に出ると、そこはデッキテラスです。
中央付近に誰かが居ます。どっかで見たような気がします。
そりゃそうです。彼はオスカー・ロックウェル。少女の悪霊を成仏させる際に世話になりましたね。
いい機会ですから、彼にはお礼を言うことにしましょう。
話しかけると、彼は「本を読むためにここに来た」と言います。
静かに本を読みたいなら図書室の方が向いている気がします。
ここ暗すぎますよ。目が悪くなること請け合いです。
おまけに、彼は「僕は死んだ。真夜中に、月が真っ赤に染まって」と言います。
真夜中までこんなところをチョロチョロするとは、不良少年もいいとこです。
それにしても、真っ赤な月? どっかで聞いたワードですね。
彼の傍らには薄気味の悪い目玉のオブジェが転がっています。
取ろうとすると、彼は「これはプールの底、あの魚の目だ」と言います。
どの魚なのかは分かりませんが、彼が言うには「赤い月の夜にそれをはめてみてよ」と言います。
プールの底? そりゃ、やれと言われればやってみたいですが、どうもリチャードはカナヅチらしく、水の張ったプールに入ろうとしません。
とんだワガママボーイですが、とにかくプールの水を抜く必要がありそうです。
デッキの一番すみっこに引き戸がありました。
位置的に考えると、この下がプールの水を制御する施設のありそうな場所です。
では、早速!

降りて、すぐにスイッチをつけ、明るくなると、スイッチのある側に扉が見えます。
プレートがついていて、「プール用ポンプ室」と書いてあります。
早速目的地を発見しました。入ってみましょう。
・・・・・・・・・(つД`)
あの女性の悪霊が待ち構えていました。しかも、今までとは違うBGMです。なんかヤヴァそうです。
それもそのはず、彼女は今回、あの臭そうな煙を吐きながら、例の魔女みたいな白いヤツを飛ばしてきます。
魔女みたいのはなんと2つ同時です。
ヤン・ウェンリー提督が「2つもか・・・」と呟いている間にその両方の攻撃を受けてしまいます。
あっちゅう間に致命傷になってしまいます。逃げなければ!
命からがら外へ出ましたが、あのお漏らし女め・・・
きっと彼女は、自分がオシッコを漏らしたという事実を知るリチャードを、口止めのために殺すつもりなのです。冗談じゃない!
しかし、弱りましたね。彼女があそこでがんばっている限り、プールの水を抜くことはできそうにありません。
あの人を、前の少女の悪霊よろしく成仏させられれば最高なのですが、今はその手がかりもありませんし。
もし手がかりらしきものがあるのであれば、きっとこの付近なのでしょう。
まずは、このあたりを捜索してみましょう。
ほどなく、ポンプ室の正面に扉があることがわかると思います。
妙な鉄板にさえぎられて見え辛かっただけだったんですね。
こちらには特にプレートがありません。なんの部屋なんでしょうか?
入るなり、若い女性が「どうしよう・・・動かない・・・」とか言っています。
何が動かないか知りませんが、どうもこのことがバレると彼女はウィリアムに殺されるらしいです。
残念ながら、あんたもう死んでます。
ところで、彼女は最後に「あの人のように・・・」と言います。
同じような、おそらくは取るに足らないことでウィリアム爺さんに殺された人が、彼女エミリ・スカットルの同僚にはいるようです。
くわしく話をしようと近づいてみても、彼女はこちらに気付くと逃げてしまいます。
女性を追い掛け回すのは紳士のすることではありません。
とりあえず、彼女が最初にいたあたりを調べてみましょう。
どうやら、おもちゃのオウムが動かないらしいです。どっかで見たような代物です。
良く見りゃ、背中に蓋があります。ますますどっかで見たような代物です。
これは、ひょっとしなくてもコイツ自体の構造も、動かない理由もあのカラスの置物と同じなのでは?
試しに蓋をあけて、例の「歯車」をはめてやりましょう。
すると、このオウムは見事に動き出します。
カラス同様薄気味悪いです。
オウムが動き出したことで、エミリは安心して成仏します。良かったですね。もう死んでますけど。
ところで、オウムが泣き止むときに、まるで引き出しを開けたような物音がしませんでしたか?
調べてみると、オウムの置物の台座らしき場所がせり出して、中になにか入っています。
どうもこれは、アーサー・ロックウェルに探すことを依頼されたプレートの一つのようです。
が、壊れています。使い物になるんでしょうか?
とりあえず回収しようとすると、止まっていたオウムが喋り出します。不気味です。
一体どういう仕組みなんでしょうか?
ヤツは「探してこい」と言います。どこを探すというのでしょう?
そして、その瞬間、リチャードは再びここではないどこかへ運ばれてしまうのです。

出たな化け物!!

招待客用大食堂の中にもう一つあった扉には鍵がかかっていました。
どうやら、この奥へ行くにはまだまだいくつかの試練をくぐりぬける必要があります。
一旦外にでてあたりを見渡すと、カウンターがあります。
意味ありげに見えますが、向こう側に入ってみても何もありません。チクショー(つД`)
さっき通った道を歩いていると、ピーター・スクーナが立っていた場所の後ろにも何やら扉が見えます。
今ここから行ける場所で行って無い場所といえばそこしかなさそうなので、とりあえず入ってみることにしましょう。

入るなり例の笑い声とお決まりのBGMが流れてきます。ボチボチ慣れてきましたね。
周囲は真っ暗ですが、見渡してもあの悪霊の姿は見えません。フェイントでしょうか?
とりあえず、入ってすぐ左にあるスイッチをつけると電気がつきますが、どうもBGMが消えません。
一体なんだというのでしょうか?
ま、何にしても電気が点いている限りヤツは寄ってこないはずなので、落ち着いてこのあたりを見てみましょう。
奥にデカイ扉が見えますが、どうもここは開きそうにありません。
扉の周囲にはヘンテコなくぼみが4つあるのがわかりますが、中の一つはどっかで見たかたちです。
試しに「火鳥のプレート」を見覚えのある穴にはめてみましょう。
見事にはまりました。ということは、この扉の向こうにウィリアム・ロックウェルがいることになります。
ところで、扉の近くにはデカいカラスの置物があります。悪趣味です。
あまりよく見たくもないのですが、よく見ると背中になんか蓋みたいなものがついています。
○ボタンを使って蓋を開けてみると、なんか仕掛けがあるみたいです。
試しに、子供部屋で見つけた「歯車」を使ってみると、なんか動き出します。
そのまま置物に触ってみると、このカラスが泣き出します。
だから何だっていうんでしょうか?  むしろ気味が悪いくらいです。

階段を上ってみると、いました。悪霊です。
なんか思いっきり待ってやがります。怖いです。
そういや、ヒルダ・ロックウェルが「この先にあの女がいる」とか言っていましたね。
彼女の言っていたこの先とは、この階段室のことだったんですね。このままでは怪談室です。
そういえば、ヒルダはなんとか悪霊の注意をそらしてとか言っていました。
それを考えると使えそうなのは先ほどのカラスくらいしかなさそうです。
では、一旦後退してカラスのところまで退却しましょう。
カラスは十数回くらいしか鳴かないので、とにかく急ぐ必要があります。が、焦りは禁物です。
万難を排してことを勧めるために、カラスが鳴き始めると、一旦二階にあがり、スイッチの位置を確認しましょう。
昇りきってすぐ右の壁にあることを確認したら、一旦下に戻ります。
この程度の行動であれば、カラスが鳴いている間に十分行えます。
あとは、もう一度カラスを鳴かせて、その間にスイッチを入れてやればミッションコンプリート!
あの聞きなれたBGMは消えていきます。
それにしても、あんなくだらないおもちゃに気を引かれるとは、お前は子供かっ!!

オートで振り返ったリチャードの視線の先は、例のお漏らし跡が残っています。迷惑な話です。
が、今度のは階段を完全に封鎖するようにはなっていないので、足元を良く見て歩けばなんてことはありません。
ここで重要なのは、カラスの中に置いてきた「歯車」をもう一度回収しておくことです。
もう別段カラスを鳴かせる必要はありませんし、こんなものでも今後どこかで役に立つかもしれませんし。
階段に近い方から外へ出ると、そこは船尾通路です。
こちら側には太陽のレリーフしかないのですが、一旦ここの電気を点けておきましょう。
何かの役に立つ可能性が無いわけでもないので。
階段室に戻っもう一つの扉に入ると、同じく船尾通路ですが、こちらにはプール前通路につながる扉があります。
この奥にある電話でセーブをすれば、ようやくひとごこちというわけなのです。